【落書きのページ】思いつくまま勝手なことを書いています。
【2005-01-10】「一期一会」New!
 一期一会、大好きな言葉である。昨年末この言葉を実感する出来事、人に出会った。
昨年12月4日、5日に東京の都市センターホテルで日本性感染症学会があり参加してきた。その時東京は風速40メートルを超える記録的な強風であった。このため5日の羽田空港は大混乱。空港に着くとロビーは人だらけ。大部分の空港が閉鎖状態で欠航便だらけ。それでも欠航が決まるまでは、もしかしたら飛ぶのでは、という僅かな期待感から待つ人でごった返していた。JALの女性スタッフが声をからしながら案内を繰り返すが、大混乱のなか声も届かない。声が聞こえずに乗り遅れた人が、スタッフに詰め寄り険悪なムード。押し倒されてけが人まで出たようだ。出発予定の2時間後の午後8時過ぎまで空港ターミナルにいたが、携帯のネットで発着状況をみたら、「欠航」に決定の文字。それを空港スタッフに見せたら、「ちょっとお待ち下さい。すいません、やはり欠航に決まったようです」との答え。スタッフの情報も、電光掲示も全くのでたらめ。完全にむだな5時間をターミナルで過ごし、急遽品川駅に戻り、深夜高速バス「ノックターン」の空席を探したが満席。更に急遽東京駅に向かい、少しでも青森に近づこうと新幹線「やまびこ」に乗り込んだ。そのやまびこは仙台止まり。23時57分頃仙台駅に着いた。24時間営業のレンタカーを探し、申し込むが、空車は1台もナシ。万事休す!仙台駅東口でどうしようかとしばし迷う。駅前の公衆電話ボックスに駆け込み、電話帳でレンタカー会社を調べ、電話のかけまくり。空車はありません、の答えか、つながらないかの連続。諦めかけたとき、「一台空いてますよ!」とまさに神の声。「どちらまでですか?」。「青森までですが、いいですか?」。「いいですよ。今そこまで車届けます。」というありがたい言葉。その間待つこと30分以上。大丈夫かなと、もう一度電話すると、転送電話に変わり、先ほどの女性が電話に出て、「ただいま給油中ですので間もなく着きます。」とのこと。さらに待つこと15分くらいで車が届いた。ほっと一息。でも次の言葉がビックリ。「いつ車を返してくれますか?」と。「エー、レンタカーは乗り捨てできないのですか?」と聞くと、「うちは小さい会社なので仙台に戻してもらうシステムなんですよ」との答え。参ったけれど、何とか帰らないことには明日の外来患者を診ることができない。外来小手術だが、その予定も入っている。何とかなると思い、数日中に車は仙台に戻しますと話をして借りることにした。料金は一日分の料金プラス9000円。これは戻すのがいつかわからないための金額。でも安い。本当に助かった。真夜中、東北自動車道を運転し、無事に午前4時半頃弘前に到着。この時のレンタカーと、レンタカーを持ってきてくれた女性オーナーは正直神様に見えた。こんな出会いがあるんだなと感じた。
 弘前に戻った12月6日の外来は睡眠時間2時間くらいではあったが無事終了。そしてその日のうちに、ある知り合いの方にお願いしてレンタカーも仙台に戻すことができた。ここでまたビックリすることがあった。何と、当日に車を戻したのでということで、9000円を返してきたのだ。今時、それこそ「オレオレ詐欺や振り込め詐欺」のある今時、こんな事があるのだろうか。こんな方がいるのだろうか。本当は感謝の気持ちで3万円くらいさらに支払いたい心境なのに、車の返却を依頼した方が9000円もらって弘前に帰ってきてしまったのである。すぐに仙台のレンタカー会社の女性オーナーにお礼の電話を入れた。レンタカー会社と言っても、家族でやっている小さな有限会社だと思う。でもこの出来事はまさに「一期一会」を実感する出来事であった。さっそく、弘前特産の「りんご」をその方にお贈りした。数日後ビックリしたような声でその女性からお礼の電話が入った。人生で最も大事なことは「人との出会い」、このことを実感した出来事であった。羽田空港での大混乱の結果、いい方と出会え、最後はとてもいい気持ちを感じることができた。我々医療職も、いろんな不安や悩みを抱えながら受診する患者さんに対し「一期一会」の気持ちを持って接することの大事さも感じた!医師になって32年目に入る今年、マンネリ化しないで、「一期一会」の気持ちを持ち続けながら患者さんに接していきたいと思う。
 今年の年賀状の中にその方からの一枚が入っていた。「りんご、とても美味しかったです!」の言葉がとても嬉しかった!
【2005-01-08】New!
 外は久しぶりの大雪!弘前の町がすっぽりと雪に埋まっている。朝刊を見るととても嬉しい記事が載っていた。友人である佐藤誠貴救急救命士の写真が掲載されていたのだ。佐藤さんだけでなく、津軽地域の救命士はみんな友達。だから彼らの日々の努力、たゆまざる探求心などに接しているので、その努力の成果を見ることはとても嬉しい。まさに縁の下の力持ちのごとき彼らの働き。救急体制の非常に遅れた津軽地域において彼らの努力無くしては1日も市民は安心した生活をおくれないのではと思う。それなのにどれほどの人間が、どれほどの医療関係者が彼らのことを理解しているのだろうか。むしろ医学部の学生などの方が彼らの本当の力、本当の情熱を知っているのかもしれない。今後も彼らの活躍を紹介する記事が時々掲載されることを期待したい!新聞記事をご覧下さい!(クリック)
【2004-12-23】New!
 「青森草子」という小冊子があります。今年9月にその小冊子に原稿を頼まれて書いたものです。雑文ですがお読み下さい。

「青森草子」  「転勤族が住み着いたところ」
                  弘前レディスクリニックはすお  蓮尾 豊

私は福岡県大牟田市の生まれです。父がサラリーマン、いわゆる転勤族だった関係で、博多、東京、札幌を数年ごとに転勤で移動しました。当時は今と違って父親だけが単身赴任するなどという慣習はありませんでした。それこそ山奥だろうがどこだろうが、家族みんなで引っ越しです。博多に転勤し幼稚園に入り、小学校も博多で入ったのですが、2年生の時には東京都杉並区に転居。5年生の時に世田谷区に転居。中学に入学したと思ったら1年生の7月には札幌の中学校に転校。札幌で高校に入学したと思ったらその7月には東京都世田谷区に転居。中学までの義務教育と違って、夏休みに都立高校の編入学試験を受け、ベビーブームのため新設された高校に何とか編入学。先輩のいない新設高校で伸び伸びと高校生活を満喫し、卒業。しかしこの間にも自宅は東京都練馬区に転居。入学の時自宅から近かった高校は非常に遠くなり、池袋、新宿を通って最後は渋谷からバスに乗り、正味片道1時間以上をかけて通学。先輩がいない、ということは大学受験データの全く無い高校ということで、案の定、見事に一浪。適当な浪人生活の割には何とか弘前大学の医学部に入学。当時一期校、二期校の時代で、二期校には「ひろまえ大学」を選んだ。本当に「ひろまえ」と思っていたのだ。父親に「ひろまえ大学」を受験したいと言ったら、仕事で弘前に何度も来ていた父に、「受かるわけがない。大学の名前も正確に読めないようでは・・・」と言われたのを思い出す。父の予想に反して何とか合格。その時、この弘前に永住するようになるとは夢にも思っていなかった。しかし、入学式の3週間後に一生を左右する出来事に出会った。「弘前公園の桜祭り」。東京から来た人間にはすさまじいインパクト、感動であった。14日間のお祭り期間中13日間弘前公園の中にいた。一浪のお陰で、20歳直前になっていたので手には一升瓶。知らない人も一升瓶のお陰でみんなその時だけはお友達。楽しかった。絶対に弘前に永住するぞ、とその時決心した。

大学に入っても引っ越し癖はぬけず、弘前市内の下宿、アパートを何回も引っ越し。大学を卒業し産婦人科医になってからも大学、国立弘前病院、むつ病院、公立野辺地病院、大館市立病院、三沢市立病院などに勤務した。結局は父親と同じ転勤族になっていた。今までに何度引っ越しをしたのだろうか。もう全くわからない。

平成7年の暮れに弘前駅前のビルで開業。開業理由は色々あるが、大好きな弘前に住みたい、もう引っ越しはしたくない、というのが大きな理由であった。開業してそろそろ丸9年間になろうとしている。同じ家に住む自己記録を更新中ある。

【2004-03-08】New!
 今日、日本家族計画協会が発行している「家族と健康」という新聞(情報誌)が届いた。この新聞に私の書いた文章が掲載されています。協会の所長をしている北村邦夫先生から依頼されたものです。平成14年、全国で10代女性の人工妊娠中絶がやっと減少しました。対象人口1000人で13.0だったものが12.9と僅か0.1ポイントであるが減少したのです。その中で青森県の10代の人工妊娠中絶の減少率は全国第2位であり、中絶の実数の減少率は全国第1位だったのです。この情報を初めて私に伝えてくれたのが実は北村邦夫先生でした。その時の北村先生の興奮した、喜びに満ちた電話の声を今でも忘れられません。たとえ0.1ポイントの減少でも、そのことに情熱を燃やしている人間にとってはすばらしいことなのです。そして青森県の低用量ピルの普及率は全国でも屈指の成績であり、これが中絶率の減少に大きく貢献したのではという北村先生のお話で、私が記事を書くことになりました。
その記事を掲載致しますのでお読みください。ここをクリックしてください
【2004-03-07】New!
 昨日3月6日、田舎館西小学校でPTAの方々へ講演を行った。PTAの方々への講演はそれほど珍しいことではないのだが、この日とても貴重な体験をした。1年生から6年生まで、6学級すべての授業参観を見学したのだ。授業内容は「性に関する指導」。各学年のテーマは以下の通りである。
1年生:「たいせつなからだをきれいに」
2年生:「ぼくのいのち・わたしのいのち」
3年生:「たばこのけむりとわたしたち」
4年生:「わたしの体」
5年生:「心の成長と変化」
6年生:「受け継がれる命・かけがえのない命」

それぞれの授業は担任の先生が受け持たれていたようだが、とてもすばらしい授業だった。
性に関する問題をそれぞれの年齢に合わせ、とてもわかりやすくお話しになっていた。子ども達の生き生きとした目の輝きが印象的だった。性教育は高校生だけに必要なものではない。小学校、中学校、高校と一貫した教育が必要である。特に小学校での「こころの教育」を含めた指導がその後の中・高校へとつながらなければならない。こんなにも小学校の先生方が頑張っておられるのだから、中・高校生への教育を担当している我々の責任はとても重いことを感じさせられた一日であった。授業参観の風景をご覧ください

 同じ3月6日はもう一つとても嬉しい出来事があった。青森県の地方紙「東奥日報」の朝刊に「思春期に関する記事」が二つ掲載された。一つは我々の仲間である青森協立病院産婦人科の平岡友良先生も関係している、青森市の中学校での性教育関連記事。もう一つは、何と「社説」で「蔓延する性感染症」のことを取り上げてくれたことである。特に私たちが昨年立ち上げた「青森県STD(性感染症)研究会」のデーターを引用して論説していただいた。私がこんなことを言うのは失礼なことなのだが、「社説」の内容は非常に正確に我々現場医師の気持ちを代弁していた。この二つの記事も掲載したい。みなさん、この記事もご覧ください。
東奥日報:中学校での性教育風景
東奥日報:「社説」
【2004-02-08】New!
 私のクリニックでは低用量の普及に努めています。しかし、高用量ピルの時代に形成されたピルに対するマイナスイメージは思いの外根強いものがあります。また一度ピルを服用開始してもマイナートラブルのために中止してしまう女性もいます。とても残念なことです。ピルが国民に正しく認識され、普及するためには、ピルの正しい知識をあらゆる機会に広めることと、服用開始した女性に対してのきめ細かなアフターケアーが重要と考えています。その意味でも私のクリニックでは24時間転送電話による患者さんとの繋がりを大事にしています。またメールでの相談などにも応じています。
 前置きが長くなりましたが、昨年ある高校生からメールでの相談が来ました。その高校生とのメールのやりとりを今回は掲載します。私のクリニックの雰囲気を感じて頂ければ幸いです。もちろんその高校生から転載許可は頂いています。

平成15年08月30日17時37分
「こんにちは(^O^)私は**と申します☆インターネットでアドレスを知ってメールしました!やっぱりストレスで生理って遅れる事ってあるんですか?
25日と26日にピル飲んだんですけどまだ生理来なくてすごく不安で↓夜中とかに目が覚めたりしてもその事ばかり考えてしまって↓死にたくなったりしちゃって(;_;)
平成15年08月30日19時10分
「メールの方へ  もう少し詳しく内容を教えて下さい。緊急避妊ピルを飲んだのにまだ生理が来なくて心配していると言うことですか?」

平成15年08月30日19時16分
「そういう事です!中出しはされてないはずなんですけど急に不安になってピルを買いに行ったら、2、3日したら生理が来ると言われたんですけど来なくて↓ピルの経験がある友達に聞いたら「1週間くらいこないよ!2、3日なんかじゃ無理だよ!」って言われたんですけど(;_;)」
平成15年08月30日19時37分
「私のクリニックでピルをもらったのですか? いずれにしてもまだ生理が来なくても大丈夫です。いつもの生理が来る日を1週間過ぎるようだったら婦人科を受診してください。でも、こんなに心配するようなら普段からちゃんとピルを飲んだ方がいいですよ。普通のピルを飲んでいれば絶対と言っていいくらい妊娠しません。生理不順、生理痛の最もいい薬でもあります。ニキビの治療を兼ねて飲んでいる子もいますよ。」

平成15年08月30日20時53分
「生理が来ないうちはすんごく心配なんで早く来てほしいです☆"少し元気出てきましたo(^-^)o心配しすぎていたからだと思うんですけど、やつれたってさっき母に言われました(^^;)違うトコのピルだったんですけど(^^;)前からピル飲みたいって思ってるんですけど、親にばれたりしたら怖いんで↓親は遠回しにエッチするなみたいな事言ってくるからちょっとぉ..」.
平成15年08月30日22時08分
「まず緊急避妊ピルを飲むと、早くて数日後、半分の方は普通の生理の時期に生理が来ます。ですから、95%妊娠しないという確率を信じて待っていて下さい。それからピルを飲むことが
親にばれないか心配するより、親に内緒で中絶を受ける状況を心配した方がいいと思うよ。
セックスがなければ一番いいけど、もしもセックスがあるとすれば、親に内緒で中絶を受ける
のと、親に内緒でピルを飲むのと、どちらが親は悲しむと思う。セックスがあるなら、内緒でも
ピルを飲むべきだと思う。そんな感じで、中学生でも高校生でも、たくさんの子がピルをもらい
に来ているよ。よく考えて下さい。」

平成15年08月30日22時14分
「信じて待ってみます(^-^)g"そーですよね!そう考えればピルの方が全然いいですね☆ピルって簡単に買う事できるんですか!?」
平成15年08月30日22時27分
「ピルの購入は婦人科であればどこでもできます。ちなみに一ヶ月分1500円から3000円くらいです。ピルの種類によって値段が違うのです。あなたに合ったピルを処方してもらえばいい
でしょう。もちろん私のクリニックでもOKです。私のクリニックは若い女性の患者が多いので、毎日ピルだけで50人くらいの方が来ますよ。避妊以外に、生理痛や生理不順で飲んでいる子も多いです。ニキビや肌荒れがひどくて飲んでいる子もいます。考えてみて下さい。」

平成15年08月30日22時38分
「そんなに沢山いるんですか!?ビックリです(@_@)私も生理が不規則だし、ニキビも出るし、生理痛も顔が青くなるくらいヒドイときがあるので考えてみます↑↑でも今はピルを飲んで生理が来るのを待ってる状態でも飲んでも大丈夫なんですか?あと、ピルを飲んでも不妊症とかにならないんですか?」
平成15年08月31日01時26分
「ピルは生理が来てから飲み始めます。ピルを飲んでも不妊症になりません。むしろピルを飲んでいた女性の方が妊娠希望でピルをやめると妊娠しやすくなるんですよ。もちろん赤ちゃんの異常も増えません。ピルに関しては日本では誤解がとても多いのです。」

平成15年08月31日01時35分
「自分に合ったピルを処方してもらうには診察などは必要ですか?それと、ピルを飲んでればコンドームは要らないんですか?中に出しちゃって平気なんですか?」
平成15年08月31日08時10分
「ピルの処方だけでしたら話だけで、必ずしも診察はしなくても大丈夫です。ピルを飲んでいればコンドームは全く必要ありません。もちろん中に出しても妊娠しません。だからいい薬なのです。でも、性感染症(性病)は予防しませんから、ちゃんとした付き合いが大事です。」
平成15年08月31日08時17分
「いい薬ですね(^○^)今回は本当に色々と教えて頂きありがとうございました♪知識があまりないので初めて知る事ばかりでとても勉強になりました☆私もピル使おうって思いました(^_^)v」
平成15年08月31日10時39分
「そうですね。ピルのこと考えてみて下さい。今度は私からのお願いなのですが、あなたとのメールのやりとりを私のホームページに一部紹介していいですか。あなたと同じように悩んだり、ピルを誤解している人のために少し載せてみたいなと思ったのです。私はあなたの名前もわかりませんので、ホームページを見た方ももちろんあなたのことはわかりません。プライバシーの侵害にならないように注意します。どうでしょうか?」

平成15年08月31日10時43分
「全然OKですよ(^-^)g"

平成15年08月31日11時11分
ありがとう!


 如何ですか?20時間弱の間に、これだけのメールのやりとりがありました。こんなメールから患者さんの不安や悩み、誤解などを知ることができます。私にとっても勉強になることが沢山あり、こんなことも毎日の外来での役に立っているのです。
さて、この高校生はピルを選択したでしょうか? そうです、ピルを飲み始めました!
今日の落書きは長くなりましたが、後日談としてまた彼女とのメールのやりとりを紹介します。

平成15年11月23日15時07分
こんにちは(^o^)今月の6日にピルをもらって9日から飲んでるんですがもぉホントに避妊はいらないんですよね!?確か飲み始めて1週間で避妊はいらなくなるんでしたっけ?教えてください。

平成15年11月23日17時49分
飲み忘れさえなければ全く避妊はいりません。もちろん性感染症の予防にはなりませんが、二人だけの関係で、二人とも性感染症にかかっていなければ大丈夫です。繰り返しになりますが、他の避妊を併用しなくても妊娠はしませんよ。それだけいい薬なのです。

平成15年11月23日18時05分
わかりました☆ありがとうございます。


平成15年12月12日06時47分
おはようございます☆私は朝にピルを飲むことぬ決めて飲んでたんですけど、昨日飲み忘れちゃって、気付いたのが夕方で、ピルを飲んでる友達に「気付いた時に飲むんだよ!」って言われたのでその時に飲んだんですがそれでよかったんでしたっけ?

平成15年12月12日10時09分
朝の服用を忘れ、夕方飲んだのであれば全く問題ありません。ごく少量の出血があるかもしれませんが心配ないです。万一月経様の出血になるような事があれば電話を下さい。

平成15年12月12日10時25分
はい☆ありがとうございました!


平成15年12月19日22時02分
こんばんは☆ピルが喉につっかえて20分間くらい落ちていかないことがあったんですが避妊効果に変わりはありますか?

平成15年12月20日18時20分
お問い合わせの方へ 返信が遅くなり申し訳ありませんでした。もちろん避妊効果に変わりはありません。心配しないで下さい。

平成15年12月20日18時22分
わかりました★ありがとうございます(^O^)

その後も時々彼女からはメールが来ますが、その度に不安を解消し、現在でもピルの服用を続けています。大部分の女性はピルを服用しても何の問題もありません。むしろ多くの副効果(メリット)を感じることができます。しかし一部の女性ではピルの服用開始から2〜3ヶ月はいわゆるマイナートラブルが存在します。ここをどのように乗り切ることができるかが重要です。乗り切るための助けになることが我々産婦人科臨床医の使命と考えています。

長い長い落書きを読んで頂きありがとうございました。
【2004-02-06】New!
前回の落書きで私の尊敬する大先輩「小野淳信先生」のことを書きましたが、その落書きに対して小野淳信先生からメールを頂きました。このメールも小野淳信先生の了解を得てこの落書きに転載させて頂くことにしました。

蓮尾先生
 今年は暖冬と思いきや、年頭から寒波、風雪相次ぎ。立春を向かえても、余寒厳しく荒れ模様です。余寒お見舞い申し上げます
 落書き」への申し出でがあってから時々開いて見ていましたがようやく今日拝見しました。過分なご紹介でしたが誉められるということは心の栄養ですから老いの身には特に嬉しくおいしいものです。有難うございました。
 この前の週末に黒石温泉郷の『花禅の庄』という温泉宿に1泊してきました。東京から次男が時間が空いたから1服しに行くと連絡があって正月に何時も来る慣わしが今年は仕事の都合で来られなかった穴埋めにと言うことで久しぶりに帰省しましたので、6年前に宿紹介の記事を見て泊まりに行って気に入っていましたので、倅を伴って1泊してきました。6年前と比べて更に気に入った宿です。同じ構造のままなのに和風の宿に磨きがかかっている、生きているといった感じの宿で、HP に感想を書かずにはいられなくて帰って早速Mailを送りました。{花禅の庄」を検索されれば華やかにHPが出てきます。お暇のときにごらん下さい。そして一度(あるいはもうすでにご存知かも知れませんが)繁忙を極める先生の御生活、お仕事の癒しに1泊なされば病み付きになられることと思います。『落書き』のお礼に一言付け加えました。
弘前:小野淳信

なお、「花禅の庄」のホームページは http://www2.ocn.ne.jp/~kazensyo/ です
【2004-02-01】New!
弘前市医師会の重鎮で、90歳を超えるご高齢でもあるにもかかわらず、あらゆることに挑戦されている大先輩の医師がいます。「小野淳信先生」。何故小野淳信先生のことを書きたいのかというと、年末に来た小野先生からのメールがきっかけなのです。そう、90歳を超えている小野先生はメールをやるのです。ルールですから、小野先生に了解を頂き、そのメールを貼付します。利用できればこんなに便利なものはないパソコンですが、年配の方にとっては手を出しにくいものでもあります。この小野先生からのメールを読まれた方はきっと皆さんビックリすることと思います。頑張って何かに挑戦することに年齢は関係ないのですね。好きになることが進歩につながることなんですね。大先輩である小野先生からこのことを教えられました。90歳を過ぎてなお、現役医師として仕事をし、講演をし、その講演もパワーポイント、液晶プロジェクター使用。最初は私がその作成のお手伝いをしたのですが、今回は自分で作成され、さらにCDへの印刷にも成功!そんな内容のメールなのです。70歳や80歳で、年だから自分はどうもパソコンはダメでね、何て言えませんよね!

蓮尾先生
 
忘年会でお久ぶりにお目にかかりました。お変わりなくお元気そうで何よりです。其のときお尋ねしたPowerPoint録画のCDに題名をprintすることですが老耄の頭で、大儀が先に立ち何でも先輩の助けを借りようとする自分が少しいやになり風邪をこじらせて休息し4〜5日寝たら元気が出てきましたので、外は幸い大雪!家に閉じこもってPCとにらめっこ、【若竹会】(若い内科医の勉強会)で講演した内容を項目だけの年表1本とそれに対応する写真群の1本と2本立てで交互に画面を操りながら話をし、好評でしたので 其のCDの題名印刷もしておきたいと欲が出てきたのです。プリンターが問題だったので今まで使っていたエプソンの故障を機にCanonの新型、カラーコピーもCDへのprintもできるというのを買いましたので、其のマニュアルと首っ引きでやっと見事な? 題名付き、自分の名も付いたCDができました。ブラボー!です。有難うございました。
其の画像を添付しました。然しこれはどうも失敗のようです。もう一度やり直します。弘前;小野淳信

皆さん、如何でしたか? この小野先生のメール!
【2003-12-21】New!
 一年以上この「落書き」をさぼっていたのに、書き始めると何故か連日書き込みを始めていた。何故か、と書いたが、実ははっきりとした理由があるのだ。私のホームページを良くみて頂いている方から、おしかり(?)を受けたからだ。おしかりと言うより「思いを込めた忠告」かもしれない。結構この書き込みを楽しみにしている方もいることがわかり、これからは文章の善し悪しは気にせず、自分が感じたこと、気になっていることなど書き込んでいきたい。
 12月17日、平賀町の小国中学校での講演で今年の講演のすべてが終了した。大学や看護学校での講義を含めると今年は74回の講演・講義を行った。その中でも思春期関係の講演が最も多く、61回に及んだ。我ながら、良くここまでやったものだと思う。水曜日午後は休診にしているが、お盆と正月を除けばほとんどすべて講演に出かけた。日常診療の中で、思春期の子ども達に対する「性に関する正しい知識」の重要さを痛感しているので、依頼を受ければ、先約がない限りお受けするようにしている。日によっては午後は中学生に、夜はPTAに講演ということもあった。外来診療と講演で、全く身動きのできない日々ではあったが、聞いてくれている中高校生の真剣な表情と、素直な感想文を読むと、次の講演の意欲がわいてくる。大部分の講演会は80〜400名くらいというたくさんの子ども達を対象に行う。たくさんの対象であっても一人一人に語りかける気持ちを持ちながら話をする。しかし、昨年から行っている平賀町小国中学校の講演は特別な感慨がある。昨年の中学3年生は3名、今年は男子生徒がたった2名。でもこの2名の中学3年生に対する講演がとても楽しかった。2人の目を見ながら、表情を見ながら、話ができることはとてもいい。1時間の講演を本当に真剣に聞いてくれた。若者の信じられないような事件が数多く報道される昨今、この2人の中学生の澄んだ瞳に勇気づけられ、教えられたのはむしろ僕自身の方だったと思う。将来に対するしっかりとした目標を持っているような表情、その目標達成のため、来年4月から親元を離れ、高校生活を送る2人。この2人にとって、この日の僕の話が少しでも参考になれば、こんな喜び、幸せはない。1年間のマトメとして、来年に希望を感じることができた一日であった。
この時の講演風景をご覧下さい!
【2003-12-20】New!
 今日12月20日は当院の開院記念日。今日は日曜日で休診であるが、いつの間にか開業9年目に入ってしまった。この間、18,000名以上の新患患者さんに来て頂いた。先日8年間の延べ受診患者数を調べたら約19万5千人。弘前市の人口が17万人であることを考えた時、本当に周辺地域も含め多くの方に受診して頂いたことがわかる。これからも、開業当初に目標としていた「婦人科ホームドクターになる」ことを忘れず頑張っていきたい。
【2002-06-30】
 昨日6月29日、十和田市で日本産科婦人科学会の公開講座が開かれた。一般住民を対象とした学会の活動である。今年の講演は私が担当した。講演タイトルは「いつまでも若く 美しく」。中高年女性の健康に関する話しで、女性ホルモンを中心に講演を行った。何人集まるかを心配したが、ふたを開けてみると、会場がいっぱいに埋まった。参加者名簿には180名前後の名前が並んだそうだ。以前十和田市の近くの野辺地町と三沢市での勤務医経験があるのだが、参加者のなかに懐かしい顔が沢山見られた。10年前に私が手術をした患者さんもいた。そんな方々と講演会の前後に話をするのも楽しいものだ。
【2002-06-10】
 書きたいことがいっぱいあったのに時間的余裕が全くない生活の中で日にちだけがあっという間に過ぎていった。6月8日、八戸市で講演を頼まれた。内容は何と禁煙に関するものなのだ。タイトルは「女性と子供をタバコの害から守るために」というもの。禁煙に関しては専門外と思っていたが、産婦人科医としてどうしても取り組まなければいけない問題だと最近つくずく感じる。たばこのない社会が来ないものか。少なくとも医療施設の中や教育現場での完全禁煙はもはや常識と思うのだが、現実はほど遠いものがある。残念なことだ!
その時の案内を八戸市の久芳康朗先生のHPで紹介していただいています。三八地区で喫煙・禁煙問題を考える会(2002-6-8)
【2002-03-31】
 今日で3月も終わり。明日から新年度。久しぶりにゆっくりした日曜日を過ごしている。
さて、昨日は「セミナー医療と社会」の第39回の例会があった。弘前大学名誉教授の品川信良先生が世話役代表を務めている会であるが、いろんな職業の方がいろんな所から集まってくる。昨日は年度末ということもありいつもより参加者がやや少なかったが、それでも会の雰囲気はかなりホットなものがあった。
 北大名誉教授の鈴木重統先生が「シュバイツアーに宿るゲーテの生への思い」という格調高い講演をされ、日本医療社会事業協会事務局長の坂本洋子さんが「硬膜移植・ヤコブ病事件が教えてくれたこと」と題して、その製品の承認経過から感染被害の現状、救済などに関して講演された。坂本洋子さんは昨年末までは最近国内をにぎわしている議員秘書(政策秘書)を務められていた方でもある。
 セミナーの第二部のテーマは「どうしたら日本、特に青森県の医療をもっと良くできるのか」であり、品川信良先生が7つの事柄に関して基調講演をされ、その後フロアーとの公開討論に移った。かなりの時間を準備していたが、まったく時間が足りない、話し足りないというほどの盛り上がりをみせた。なかなかここまでいろんな意見がどんどん出てくる会も珍しいのではと思う。世話人の一人として、時間の足りなさを反省するとともに、ある種の満足感も感じた一日であった。
【2002-03-15】
 3月13日の水曜日。午後は休診。津軽半島の日本海側の北端にあたる小泊村まで講演に出かけた。この日の講演は「思春期」や「更年期」に関するものではなく、「禁煙」に関する講演会であった。「女性とこどもを喫煙の害らか守るには」ということに関して1時間の講演を行ったが、とても嬉しいことがあった。何と小泊村役場では4月から役場内全面禁煙を行うということである。分煙や喫煙タイムの設定ではなく、全面禁煙ということがすばらしい。公共施設や医療施設内の将来あるべき姿だと思う。喫煙者(愛煙家?)の喫煙理由はどんな表現をしようとも、それはヘリクツである。ことに医療関係者の喫煙率の高さは非常に問題である。すべての公的施設、医療施設から煙草の煙がなくなることを願ってやまない。今回の小泊村役場での講演が、役場職員の禁煙のきっかけになればと思う。そして、最近の豪華な各地の役場とは違って、お世辞にも最新の施設とは言えない小泊村役場であったが、4月からは他のどんな豪華な役場よりもきれいな空気の役場に変わっていることと思う。
【2002-01-25】
 いつの間にかもう1週間で1月も終わり。本当に今月は多忙。1月だけで9回の講演。
引き受けた自分の自業自得ではあるが、何とか早く2月になって欲しいというのが素直な気持ちである。
講演一つ一つの準備はかなり大変。でも講演が終わったときの気持ちは格別。そのなかでも1月23日(水)の講演はとても感激した。講演した自分が感激というのはおかしな話しであるが、とても印象深い講演会。弘前から車で40分くらいの所にある鶴田中学校の2年生が講演対象。いつものように産婦人科の医師として知って欲しい正しい知識、そして考えて欲しい「胎児を含めた命の大切さ」などを中心に講演を行った。これはいつもの通り。しかし講演終了後がいつもと違っていた。質問コーナーがあったのだ。質問と言っても普通はみんなの前で性に関する質問はとてもしにくく、一つも出ないことが普通である。ところが今回の鶴田中学校の2年生、200名は違っていた。どんどん質問が出るのである。先生に前もって質問するようにと言い含められている感じは全くない。本当にその子その子の感覚で質問してくる。中学生の質問に答えながら、何となく目頭がジーント熱くなる感じがした。そんな雰囲気の講演会であった。PTAのお母さんたちが何名か参加していたのも良かった。帰るときに手を挙げて拍手してくれた中学生たち。弘前に戻る車の中、自然と顔がほころぶ自分がおかしかった。講演の準備は大変でも演者冥利の一日であった。あの中学生たちが、自分と他人を大事にする今の気持ちを持ったまま、成長して欲しいものである。
【2002-01-01】
 
2002年元旦 明けましておめでとうございます!

 21世紀の最初の一年が終わり、また新しい年を迎えました。世界的にみても、国内的にみてもまさに激動の一年でした。私の小さなクリニックにもいろんなことがありました。開業1年目の受診者数は新患1,348名、外来延べ患者7,814名。 6年目の2001年は1年間で新患2,772名、外来延べ患者33,178名となりました。入院設備のないクリニックにもこんなに多くの方が受診してくれました。これは私だけの力でなく、すばらしいスタッフと、連携している仲間達のお陰だと思っています。病診連携としての弘前大学医学部附属病院、国立弘前病院、弘前市立病院、健生病院はもちろんのこと、青山バースクリニック、弘前さくらクリニック、藤盛医院、レディスクリニックすごう、そして黒石の小野レディスクリニックなどのお陰です。   年末年始、休診が続きますが、クリニックに電話すると24時間、365日ボイスワープを利用した転送電話サービスで連絡がとれます。大晦日の昨日も、何人もの患者さんから電話をいただきました。その中の数名は上記クリニックに依頼し、診察を受けてもらいました。ことに今回は「レディスクリニックすごう」の須郷孝信先生にはお世話になりました。逆に私がいろんなクリニックに手術手伝いに行くこともあります。開業医と言えども一人ですべての医療行為を行う時代はすぎました。連携という輪の中で患者さんにとって少しでも質のいい医療を行う時代だと思います。
 今年の抱負は、この輪を更に広げ、更に強固なものとすることです。
【2001-11-19】
 
今日の落書きは講演会の案内です。以下のご案内をご覧ください。


【2001-10-29】
 
低用量ピル 1000名突破
 
平成11年9月に日本でもやっと低用量ピルが「避妊薬」として認可され、2年が経過しました。時々新聞や雑誌に「ピル」の記事が載りますが、その大部分はピルの使用者が思ったほど増えないという内容です。何故増えないのか? その原因にはいろんなものがあると思いますが、やはり女性のピルアレルギー、ホルモンアレルギーが根底にあると思います。このアレルギー状態を解消するためには、専門家である私たち産婦人科医師が根気よく外来で、ピルのメリット、ピルの副作用の少なさを患者さんにアピールするしかありません。私のクリニックは「婦人科のみ」のクリニックですから、たくさんの若い患者さんが来院します。どんな理由で来院しようとも、その患者さんが、もしもピルを服用したら、「希望しない妊娠」を回避できるだけでなく、どのくらい日常生活が楽になり、どのくらい体調が良くなるかをいつも考えています。その結果、来院理由を解決した後、ほとんどの患者さんにピルの話をするようにしています。その結果、約2年間で1000名の患者さんがピルを服用開始しました。
 平成13年10月23日、低用量ピルが1000人に到達しました。この1000人の患者さんの中でピルを希望して来院した方は5%もいません。大部分は私との外来での会話からピル服用を決心された方達です。もちろんその後いろんな理由で何割かの方はピルの服用を中止していますが、大部分の方は今でも服用を継続しています。最初不安を感じていた方も、内服2ヵ月目になると、むしのメリットを強く感じてきます。
 今月(10月)は特にピル服用開始の患者さんの多い月でした。今月だけで65名の方が低用量ピルの服用を開始しています。もちろん治療的に中用量ピルを処方している患者さんもたくさんいます。
 産婦人科医師として、ピルは女性にとって最も重要な薬剤と感じています。ピルへの偏見が弘前から、青森から、そして日本からなくなるよう、これからも外来での患者さんとの会話を大事にして頑張っていきたいと思っています。


【2001-08-27】
 
弘前市医師会産婦人科部会講演会の報告
 
平成13年8月25日(土)、シティ弘前ホテル3Fにおいて「周産期医療の重要性について」と題して東京女子医科大学母子総合医療センター教授の仁志田博司先生にご講演いただきました。青森県内の周産期医療に関係する医師、助産婦、看護婦、保健婦、病院職員、それに消防の救急救命士の方々など95名が参加しました。
 90分間の仁志田先生のご講演はあっという間に過ぎ、30分間でも質疑が終わらない状況でした。周産期医療に携わる医療関係者にとって最も大事なこととして仁志田先生が強調された言葉、それは「マインド」。
この言葉が95名の胸にしっかりと刻まれた一日でした


【2001-04-18】
 ついこの間、スキーの話を書いたのに、その一ヵ月後の今日は気温も25℃まで上昇。北国の四季の移り変わりを実感。午後、
医学部保健学科での講義の帰りに、弘前公園のお堀端を通った。このところの陽気で、3分咲き程度に桜の開花がみられた。もう1週間もすると「北国の春」を謳歌することができそうだ。厳しい冬があるからこそ春のすばらしさを貴重に思う。津軽、弘前の魅力を一番感じる時期でもある。
桜祭りのデジカメ写真をご期待ください!


【2001-03-15】
 今日はまた雨。昨日は息子と鰺ヶ沢スキー場のナイターに行ってきた。シーズン終了近い平日のナイターだったためか、滑っている人はごく僅か。雪の量は今冬の大雪のためか多いのだが、残念ながらアイスバーン気味。それでもその斜面を年に似合わぬ暴走で滑走してきた。今年も後何回滑れるのかな!


【2001-03-07】
前回の落書きで小雨模様などと書いたバチがあたったのか、再び真冬に逆戻りの数日が続いています。
 今日は水曜日。午後の休診を利用し黒石市まで講演に行ってきました。「母子保健関係者講習会」に呼ばれ、「思春期の現状と課題について」というタイトルで講演してきました。参加者は20数名と少なかったのですが、保健所関係、市町村の保健婦関係、病院関係、小中学校の養護関係のスタッフの方の参加であり、非常に熱心に聞いていただいた。少しでも多くの方に、まさに思春期の現状を理解してもらうことが大切です。その意味でこのような会に呼んでいただくことは意義深いことと感じながら吹雪の中を帰ってきました。


 これも前回書いたことですが「久和ひとみ」さんの記事以降子宮癌検診受診者がとても増えています。もちろんこれはいいことで、一時的な現象でなく、毎年検診を受ける習慣が身につくといいですね。


【2001-03-04】
 数日前までの真冬日が嘘のように今日は朝から小雨模様。でも天気予報では日本海側には大雪の注意報が出ています。こんな感じで春が近づいてくるんですね。
 今年1月、開業丸5年が経過したところでカルテが10000人をこえました。
婦人科だけの小さなクリニックに、本当にたくさんの方に来てもらったものだと思います。クリニックの性格か、中学・高校などでの講演会のためなのか、若い患者さん、特に思春期の患者さんの割合が増加しています。10代の患者さんが一日30名前後来院します。外来でも講演会をしているような感じで、患者さんにいろんな話をしています。その中でいつも感じるのは、「正しい知識の大切さ」「命の大切さ」を少しでも現代の若者達に知って欲しいということです。

 3月1日、ニュースキャスターの「久和ひとみ」さんが急逝された。死因は肝不全であるが、その原因は「子宮癌の肝臓転移」。40歳という若さであった。
産婦人科医師の立場からもとても残念でならない。年に1回の検診を受けていたなら、「子宮癌になる運命」であっても、最も負担の少ない治療で、必ず治る段階で発見されたはず。子宮癌検診は婦人科受診という精神的ストレスは別として、最も簡単で、最も正確な検査です。細胞診の検査はわずか数秒ですむのです。
 「久和ひとみ」さんのご冥福をお祈りするとともに、このことにより少しでも多くの方が検診を受け、早期癌での発見が増えることを願っています。マスコミにいた方として「久和ひとみ」さんもきっと天国からそれを願っていることと思います。


【2001-01-01】
 数分前に21世紀に入りました。
弘前の天気は雨。
除夜の鐘の音が雨音にまじって聞こえてきます。
折角のお正月に雨は少し残念です。スキーが趣味の私には寒くても雪が一番。
昨日(12月31日)、鯵ヶ沢のスキー場では雨にたたられ、びしょ濡れになって帰ってきました。それはとも角として、21世紀のはじめのこの一年がいい年になるよう願っております。
今年もよろしくお願いいたします。

今回の紅白歌合戦、みなさん見ましたか。
「津軽」「青森」がとても目立った紅白だったように感じたのは私だけでしょうか。津軽のタイトルがついた歌も数曲、津軽三味線も数曲、「ねぶた」も出てきました。津軽の人間に成り切っている私にはとてもうれしい紅白でした。


【2000-10-23】
 
 先週の水曜日(10月18日)の午後、下田町(伊豆の下田ではなく、青森県三沢市の近くに位置する町)に行き、中高年女性の健康に関する講演を行ってきた。いろんなところで講演をしてきているが、集まった方々の雰囲気も、会場の雰囲気もとてもい講演会だった。会場は「カワヨグリーンロッジ」という名前のレストラン。青森の県南地域では羊の牧場としても有名で、宿泊施設も併設されている。そのロッジで約1時間半くらいの講演を行ったが、講演終了後、質問に入るかと思ったら、この続きは1階のレストランでという話。確かに夕食は食べていない。午後2時過ぎに弘前を車で出発し、かなりの時間も経過している。三沢市立病院勤務時代に何回も来たことのあるレストランなので、実はここの食事への期待も少しはあったのだ。レストランの食事もおいしかったが、それよりも何よりも、約1時間の食事中、講演会に参加していただいた皆さんとの会話がもっとおいしく(?)楽しかった。講演会場ではなか思っていることも聞けないものだが、食事をしながらだと、いろんな話がどんどん出くる。そのいろんな話が次の講演や、外来で患者さんをみるうえで、とても役に立つ。私も、皆も車だったので、ワインを飲むことはできなかったが、ウーロン茶と水だけでも十分に満喫できた食事会であった。
 何故かまだまだ話をしていたかったが、何しろ明日はまた普通の外来があるので、皆に送られ帰路についた。弘前に帰り着いたのは夜の11時頃だったが、楽しい時間のためか特に疲労感もなかった。こんな感じの講演会なら、少し遠くにまで足を伸ばしてもいいな、と思った一日だった。食事会の様子などデジカメに撮ってきたので、今度公開します。
 今日は、下田町での講演会のことを書いたが、7月26日に行った「むつ市」での講演会も印象に残る会だった。昭和52年から56年まで「むつ病院」に勤務していた関係で、集まってくださった方々のなかにたくさんの知った顔があった。
 いろんな所に出かける大変さより、呼んでもらう幸せを感じることのほうが多いのは、本当に自分でも幸せなことだと感じている。


【2000-10-06】

 前回の落書きからいつの間にか4ヶ月経過。この間、書きたかったことは実にたくさんあった。しかし何故か書けなかった。この点が雑記帳に適当に書く落書きと、HPに載せる落書きとの違いだろう。落ち着いた気持ちと十分な時間がこの落書きには必要だ。この4ヶ月いつも何かに追いかけられているような落ち着かない気持ちが続いていた。少しゆっくりとした自分の時間を作り、本当の落書きを書きたい。
 落書きの予告というのも変だが、今後書いてみたい事項を予告編的にあげてみる。

●東京での産婦人科講演会での女優秋野暢子さんの話。産婦人科ホームドクターにつ いての講演だったが、彼女の言った「直角の死」の言葉が印象的だった。
●浅虫温泉で行われた日本助産婦協会の北海道・東北支部総会での講演会の話。
 ちょうどピル解禁から一年が経過しようとしている時期で、低用量ピルに関しての 講演を行った。
 1年を経過し、当院では約400名の女性が低用量ピルを使用している。
 このことについても書いてみたい。
●思春期に関する講演会。高校生を中心に講演を行っているが、最近は幼稚園、小学 校、中学校のPTAや教員からの講演依頼が多くなってきた。とても真剣で、講演す る私自身にとってもとても勉強になる。



【2000-06-01】

「長崎宏子さん」の講演「笑顔で生きるために
          -私なりのライフスタイル」を聞いて!

 (これは5月28日、学会からの帰りの電車の中で書いた文章です)
 東北6県の産婦人科医師の学会である東北連合地方部会からの帰りの電車の中。今年で109回を数え、秋田市で開かれた。学会とは関係ないが、昨日は秋田市の野球場でプロ野球の公式戦、西武対ロッテ戦が開催され、松坂投手が3?0の完封勝利をおさめた。なぜこんなことを書いているかというと、学会場が西武の選手たちが宿泊したと同じホテルで行われたからである。今朝は、ホテルのエレベーターで西武の選手たちと乗り合わせた。礼儀正しく、とても感じのいい選手たちだった。残念ながら松坂選手の顔を見ることはできなかった。
 さて、電車の中でモバイルを使ってまで何故これを書いているかというと、つい先ほど終了した招請講演の感動が大きかったので、その感動が冷める前にこれを書いておきたかったのである。招請講演は元オリンピック水泳日本代表選手の長崎宏子さんである。彼女は秋田市出身であり、水泳選手としての現役引退後も子供たちへの水泳教室や健康に関する講演活動、スポーツ選手に対する相談所などの仕事をしており、健康に美しく生きることに関係する産婦人科医師の学会での講演は正に適任といえる。とはいえ、実際に長崎さんの講演を聞くまでは、大変失礼ではあるが、有名人見たさでの参加者が多かったと思う。実際私もその一人であった。しかし長崎さんが話しをはじめてすぐにそれが間違いだとわかった。何時の間にか会場全体が長崎さんの話しに完全に引き込まれていった。6歳から始めた水泳の話しに始まり、12才で幻のモスクワオリンピックの選手になった事。4年後のロス五輪での成績、さらに4年後、20才の時のソウルオリンピックでの予選落ちの話。オリンピックの後、秋田市の実家で過ごして約1週間の出来事。ことに市内で乗ったタクシー運転手から浴びせられた心ない非難の言葉「よくそんな平気な顔をして秋田の町が歩けるものだ」など。アメリカでの7年間の留学生活。そして、日本とアメリカにおけるオリンピックに対する考え方の相違。アメリカのルームメイトから渡された本の中の1節「オリンピックは参加することに意義がある」という日本ではほとんど死語になってしまった言葉と、その言葉の後にある 「オリンピックは参加するまでの過程が重要であり、さらにオリンピックに参加して何を得、それを以後の生活にどう生かせるかがさらに重要である」に出会い、気持ちが晴れていく様子など約40分間、聞く側を全く飽きさせることなく話された。そして私自身忘れられない二つの言葉がある。一つは、何故苦しい練習を続けてまで選手生活を送るのかの答えとして「タッチ版(ゴール)に触れた瞬間の達成感が何とも言えない。自然に笑みがこぼれる、それをまた体験したいがために練習も乗り越えていける」というものだった。これはスポーツ選手のみに限らずあらゆることに共通することだと思う。苦労、努力なくしては十分な満足を伴う達成感は得られない。もう一つの言葉は3人のお子さんとの体験の中から感じられたことの話しである。驚くことにあの長崎宏子さんは3人のお子さんのお母さんなのである。しかも3人目のお子さんを今年の3月31日に出産されたばかりとのこと。そんな状況だけでも今日の講演のテーマはクリアされていると感心した。
 ところでもう一つというのは「indirectな喜びとdirectな喜び」と表現された言葉である。3歳のお子さんが字を覚えたがり、やっと自分で「あ」という難しいひらがなを書かれたとき、お子さんが興奮して長崎さんを大声で呼び、その字を見せた。長崎さんがその正確に書いた字を見て喜ぶと、お子さんが、「お母さんうれしい?お母さんがうれしければ私もうれしい」と言われたとのこと。これが「indirectな喜び」のことである。同じお子さんが水泳教室ではじめてうまく潜ることができ、水面に上がった瞬間に、とてもいい笑顔で「うれしい!!」と口をついて出た言葉、これが 「directな喜び」である。自らが頑張った結果としての、自らのための喜び。人間は老若男女を問わず、この「directな喜び」を追求することが「笑顔をもって生き、若さと健康を保つ」秘訣であろうと感じた。日々の外来の中、いかに患者さん一人一人がこの「directな喜び」を感じていけるか、のお手伝いが自分の仕事、自分の医療なのだと思いながら講演を聞いていた。決して特別な話し方、特別な内容ではないが、目頭が熱くなることがしばしばであった。それは私だけでなく会場全体の雰囲気にも現れていた。何気なくハンカチを取り出している、普段は威厳に満ちた先生方の姿がそこにあった。本当に長崎宏子さんを選ばれた学会関係者、特に今回の学会長の蒔田先生には感謝の気持ちでいっぱいである。もちろん講演会のために東京から3人のお子さんを連れて秋田に来ていただいて長崎宏子さん、ありがとうございました。講演会の間は実家のご両親がお子さんを見ていたそうである。これが一番の親孝行かもしれない。何時の間にか電車は東能代の駅に近づいたようである。とてもとても長い落書きになってしまったが、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。長崎さんの講演での最後の言葉を書いて今日はこれで終了です。「講演会の最後には最近必ず皆様にお願いすることがあるんです。それはソウルオリンピックの後に秋田に戻ったときに、私が乗ったタクシーの運転手さんにもう一度会いたい。どうか、その運転手さんかもしれないというような方を知っていたら教えてください。その時50才前後でしたので、今は60才過ぎくらいだと思います。九州での講演会でも念のためこれをお願いしているんですよ。」もしも本当にその運転手さんに再会したとき、長崎宏子さんはどんなことをその運転手さんにお話しするんだろう? そんなことを考えている私を乗せた電車は、一路弘前に向かっていった。



【2000-05-05】

年甲斐もなく!

 待ちに待ったゴールデンウイーク。久しぶりの連休に何をしようか、とあれこれ考えてはいたものの、具体的な計画を前もってしない持って産まれた性格のため、結局は遠出は出来なかった。でも負け惜しみではなく、GW中の人出全国第3位の弘前公園の花見には何回も行ってきた。自宅が弘前公園の真ん前にあるのだから当たり前と言えば当たり前。青森県に住み30年以上になるが、本当に弘前の桜は見事の一言につきる。今年は寒さのためか、例年よりは桜の見頃が後半に傾いた。風もなく、散った花もまだ少ない。いつもはとうに葉桜になっている外堀の桜もまだ見頃を維持している。そのためか、桜祭りの会期を5月7日まで2日間延長したそうだ。さすがにどこにも行かないのは悔しいので、20数年の歳月をかけて今年やっと開通した竜泊ラインにドライブに出かけた。竜飛岬まで行ってきたが、途中十三湖のほとりにある遊び場で40年ぶりにローラースケートをやった。久しぶりで最初はヨタヨタ滑っていたが途中から調子が出てきた。そして年甲斐もなく子供にいいところを見せようとした瞬間、思いっきり転倒。右半身を強打。腰を打って、左肘はすりむき、無意識にかばうようについた右手首を痛めてしまった。この右手首、数年前の真冬に鍛治町という弘前の繁華街で転倒し痛めたことがある。全く「後悔先に立たず」である。
湿布を貼りながら、8日の月曜日までに治ることを祈るのみである!!


【2000-04-09】

E-mailでの患者さん紹介

 いろんなかたちでE-mailを利用していますが、今回ほどE-mailの威力、手軽さを実感したことがありません。東京に住んでいる高校時代の同級生(女性)から妹さんのことで相談を受けました。卵巣腫瘍、もしかしたら卵巣癌かもしれないと大変心配され、私が産婦人科医であることを思い出され、本当に何年ぶりかで電話がありました。卵巣腫瘍の術前診断は時としてとてもむずかしいことがあります。最終診断は手術になります。ここが子宮癌との大きな違いです。東京での主治医の先生も「悪性の可能性を否定はできない」という説明だったようです。そこで私が相談を受けたわけですが、診察もしない方の方針に関して責任を持って答えることはできません。そこで思い出したのが、このホームページのリンク集にある「藤盛医院の藤盛嘉章先生」のことでした。藤盛先生は東京・埼玉での勤務経験があります。さっそく藤盛先生に相談し、卵巣腫瘍の画像診断に関してとても経験豊かな先生を紹介していただきました。先生には失礼ですがここではB先生ということにします。この間の相談、B先生へのお願いなどすべてE-mailで行いました。はじめてB先生にメールで事情を説明し、お願いをしたところ、初めてのメールにもかかわらず、ほんの数時間で返事が来たのにはビックリするとともに感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして患者さん自身もインターネットを使われていましたので、メールで相談を繰り返し、受診日を決め、とてもスムーズなかたちで、安心して診察を受ける日程を決めることができました。
4月6日に患者さんはB先生の検査を受けたのですが、その日の午後、B先生から診察結果の詳細な報告のメールが届きました。そしてそのすぐ後に患者さんからも診察を受けた報告のメールが入りました。二つのメールを読み、とても感動しました。それはB先生の診察所見、患者さんへの説明内容と、患者さんからのメールにあった医師からの説明の内容が驚くほど同じだったのです。これは当たり前のことなのですが、そう簡単なことではありません。インフォームド・コンセント(十分な説明と、十分な理解・了解)が医療の基本ですが、そうでないケースのいかに多いことか。それによりいかに誤解とトラブルが起きていることか。そんな現状があるので、今回のB先生と患者さんのメールの内容のみごとなまでの一致にビックリしたわけです。面識のない3人の人間が、メールというメディアを使い、スムーズな医療が行われたことで、ますますインターネットの重要性と広がりを感じました。長い長い落書きになってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。



【2000-03-09】

「セミナー医療と社会」での講演:少子化(問題)を考える
 平成12年3月4日、弘前大学創立50周年記念会館において、「セミナー医療と社会」の例会が開催されました。「セミナー医療と社会」は弘前大学医学部産婦人科の名誉教授である品川信良先生が世話人代表をつとめられているセミナーです。医師に限らず、「医療と社会」に関係ある・関心のある人々の会です。本当にいろんな職種・年齢層・地域のメンバーで構成されています。今回、最も遠くから参加された方は大分県のセント・ルカ産婦人科の宇都宮隆史先生とスタッフの方々でした。また、大学生の参加もあり、うれしかったですね。品川先生の個人的な魅力が参加者の広がりをつくっている大きな要因のようです。例会は33回を数え、機関誌も第16巻まで発行されています。
  今回のテーマは「少子化(問題)を考える」でしたが、私も「産婦人科の立場から」というタイトルで発表しました。私にとってはかなり大変なテーマでした。弁解になりますが、今回の更新までの期間が長かったのは、この準備が大変だったためです。でも自分自身にとっても、とても勉強になりました。発表の内容の一部を紹介したいと思います。
                        ここをクリック!
 数日前の春近しの陽気が嘘のように真冬日に逆もどり! でもこの寒さが確実な春への一歩という感じがしますね。


【2000-02-10】

「中学校での講演」

 昨日2月9日、南津軽郡常盤村にある「明徳中学校」というところで「思春期」の話(講演会)をしてきました。黒石保健所から依頼がありお引き受けしたのですが、今回は準備にかなり苦労しました。それは中学生に対しての講演は実は初めてだったからです。高校生や短大生に対する講演では、聞く方もかなり現在の自分の問題として聞いてくれますから話もしやすいわけです。ところが中学2年生では、ごく一部の生徒には現実問題であっても、大部分の生徒には自分の身にまだまだ無関係な話となりかねないのです。それでも、常々いわゆる性教育は高校からでは遅すぎると感じていましたので、自分のためにも出かけてきました。液晶プロジェクターを使って、画像も少しアニメっぽいものを入れ、工夫したせいか、大部分の生徒は真面目に、そして時には恥ずかしそうに、時にはクスクスと笑いながら聞いてくれました。約70分の話でしたが「胎児を含めた命の大切さ」と「セックスにはいろんな責任がつきまとう:自分に対して、大好きな人に対して、将来のわが子に対して、そして社会に対して」という私の考えのほんの一部でも将来思い出してくれればという気持ちで話をしてきました。
 講演の後、学校の先生方や保健婦の方たちと少し話をした後、玄関まで来ると、先ほどの生徒達の数名がにっこり笑いながら挨拶してくれました。やっぱり来てよかったと思った瞬間でした。


【2000-01-31】
 前回の落書きから約10日間。1月21日は「大寒」。昔の方は偉かった。その言葉通り、暖冬と言われた今年も、寒波がやってきた。今朝も車の上に積もった約20pくらいの雪を片づけての出勤。
先日、青森テレビ(ATV)の健康番組「テレビ診察室」の収録が私のクリニックで行
われた。2月4日、金曜日の午前中に放送される「子宮と卵巣の病気」の収録。実はこの番組に出るのは3回目なのでテレビ局スタッフとも顔なじみなのだが、やはりテレビの撮影は緊張する。たった1回だけで収録は終了したが、自分のペースでやる講演や患者さんとの会話とは勝手が違う。あまりいい出来ではないと思いますが、時間のある方は見て下さい。子宮筋腫と子宮内膜症の話が中心なのですが、放送で言いたかったことは、

1.子宮筋腫は良性の病気 
2.子宮筋腫は30歳以上の女性では30%前後の方にある

3.子宮筋腫と診断された時には、年齢、症状、筋腫の大きさ、貧血の有 無などを
4.決して「子宮筋腫=手術」ではない。経過を見るだけでよい子宮筋腫 の方が多い

5.閉経後は、自然に子宮筋腫は小さくなります
6.生理痛が強かったり生理の量が多いと感じたときには、必ず婦人科受 診を!

 子宮筋腫の診断を受けただけで、ノイローゼになるのは損ですよ。


【2000-01-21】
 手探り状態で始めたホームページ!あっという間に1ヶ月が過ぎた。その間、診療に、手術に、講演にと忙しく、HPに集中はできなかったが、いろんな方面からの反響はたくさん感じることができた。患者さん以外の方からのメールによる質問があったり、20年近く前に「むつ病院」で一緒に勤務した産婦人科以外の医師から突然連絡が入ったり、どこからでも見られるという意味でのHPのすごさと、重要性を感じた1ヶ月だった。それに未完成のHPなのにアクセスカウンターが1ヶ月で500を数えたことは予想外のうれしい驚きであった。これからも皆様、時々アクセスをお願いします。また、産婦人科的なことでのご質問など、気軽にお寄せ下さい。


【2000-01-16】
 1月13日の朝、看護婦さんがとても憤慨した顔で「先生、昨日のあのテレビ番組見ました?」と聞いてきた。1月12日放送のテレビ番組「ここがヘンだよ日本人」のことを言っていたのだが、残念ながら私はその番組を見ていなかった。新聞の番組欄でそのサブタイトルを見てビックリ。「愛がなくてもすぐセックスしちゃう女性50人のスゴイ大逆襲」これが現実、と書いてあったのだ。うちの看護婦さん曰く「日本人の若い女の子がピルという言葉も知らないことにアメリカの女性がビックリしていて、同じ日本人としてすごく恥ずかしかった」と。(うちの看護婦さんも若いのだが)「愛もなく、避妊も知らず、もちろん避妊せず・・そこにあるのはセックスだけ!」テレビ番組のなかだけの話で、現実は違うと言えればいいのだが、職業柄これに近い現状があることも知っている自分としては、返す言葉もない。そしてそんな行動の結果として待っているのは「性感染症:STD」や「希望しない妊娠」。さらにその結果として待っているのは「中絶」や「不妊症」、「赤ちゃんへの感染」。事の善し悪しを別にして、セックスの結果を身をもって受けるのは「女性」である。女性には「自らを守るために正しい知識を持って欲しい」。そして男の子には「正しい知識以外に、大好きな女性に対する本当の思いやりを持って欲しい」。「性感染症の蔓延や中絶」を防ぐにはこれしかないと思っている。婦人科医としてこれらのことに関して書き始めるときりがない。それでなくても今日は長い落書きになってしまった。


【2000-01-11】
 99年9月に話題の低用量ピルが日本でもやっと解禁になりました。みなさんはピルに対してどんなイメージをお持ちですか?産婦人科の専門医として残念なことはピルに対する誤解・偏見の多いことです。大部分の女性にとってピルは副作用どころか、むしろ副効果がたくさん期待できる薬です。私のクリニックでは現在約70名の方が低用量ピルを開始しています。何か問題があって中止した方は、今のところ一人もおりません。さらに多くの患者さんがいろんな目的で従来のピル(中用量ピル)を使用しております。低用量ピルと中用量ピルの違いなどに関しては、特別なコーナーを作って解説する予定です。


【2000-01-07】
 今朝、雨の音で目を覚ます。弘前の1月で雨音!信じられない。大鰐スキー場の雪が心配。大鰐町をあげての再建計画がうまくいくかどうかは、雪の量次第だろう。関係者の気持ちを思うと・・・・


【2000-01-06】
 今年の弘前は暖冬! みぞれどころか雨が降っています。それでも鰺ヶ沢スキー場は100p以上の積雪があり、私は今シーズンもう4回も滑りましたよ。


【2000-01-01】
 いよいよ西暦2000年、巷には「ミレニアム」の文字が氾濫。昨年はいやな、暗いニュースが多かったですね。暗いニュースは99年に置いてきて、2000年は明るいニュースが多いといいですね。